ワイドフィンの特徴
ワイドフィンとは、背びれと尻びれの幅が広がった形質のこと。
軟条の本数が多いことと、尾筒が短くて太い特徴があります。
“2016年に山本健二氏がオスを発見。尾柄部が幅広く、尻ビレ、背ビレの軟条が多い。日本メダカ協会認定品種第三十六号(北辻ヒレロング)”
引用:日本メダカ協会「改良メダカ 品質分類マニュアル 第3版(2023年)」
琥珀透明鱗錦メダカの選別のなかで、尻びれが尾びれの付け根まで伸びている個体(北辻ヒレロング)がワイドフィンと呼ばれるようになりました。
また、オスは背びれに切れ込みがないため、雌雄の判別は尻びれの大きさや体型で行う必要があります。
参考:めだかの館のブログ
キッシングワイドフィンとは
背びれと尻びれの軟条が増えて、尾筒が太く短くなっている点は、ワイドフィン(北辻ヒレロング)と同様です。
命名の由来は尻びれや背びれが尾びれにくっつくほど伸び、キスするように見える様から名付けられました。
参考:岡崎葵めだかのつぶやき
作出は垂水政治氏で、マリアージュロングフィンの選別交配を進める中で現れた形質。 よって、北辻ヒレロングとはルーツの異なるワイドフィンと言えます。